WinActor よくあるご質問
FAQ詳細
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WinActor.Ver.6が起動しないことがある。
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Ver.6.0.0以降は、java実行環境が変更となっています。このため、WinActorが起動時に要求するメモリ量の違いにより、Ver.5系は起動出来るがVer.6系は起動出来ないケースが一部環境で生じています※1。WinActorの起動オプションで起動時の要求メモリ量を変更することにより、本問題を回避できる場合があります。
※1 利用可能なメモリが少ない、相性の悪いセキュリティソフトなどを実行している環境など■Java環境用メモリ不足の確認方法
1.WinActorのインストール先をエクスプローラで表示します。
デスクトップ上のWinActorショートカットを右クリックして「ファイルの場所を開く」を選択するとインストール先が開きます。
スタートメニューのWinActorを右クリックした場合は、開いたエクスプローラに表示されているWinActorを右クリックし、「ファイルの場所を開く」を再実施して下さい。2.jre\binフォルダに移動します。
3.アドレスバーで「cmd」を入力して下さい。
4.コマンドプロンプトが開きますので「java -version」を入力し実行して下さい。version情報が表示
されず以下のような表示がされた場合は下記の回避方法が有効な場合があります。
Error occurred during initialization of VM Could not reserve enough space for 716800KB object heap■回避方法
Java環境用メモリ量を起動オプションにて変更するため、起動パラメータの"-VM"オプションを指定します。操作マニュアルの起動オプションを参考にして下さい。具体的には2通りの方法があげられます。
方式1.WinActor.exeに対するショートカットを作成し、そのプロパティのリンク先(T)欄の値を変更する方法
リンク先の最後に、-VMオプションを追記します。例として、メモリ不足確認方法の4項の例では716800KByteを確保出来ないエラーが発生していますので、この値より少ない512MByteを指定する場合は、「-VM -Xmx512m」と追記します。※ 画像中の、リンク先、作業フォルダは一例です。
方式2.コマンドラインから実行する場合の方法
方式1のリンク先に入力する内容と同様のオプションを指定して起動します。例)C:\Program Files (x86)\WinActor\WinActor.exe -VM -Xmx512m
ただし、起動可能なようにメモリ量を抑えた結果、大きなシナリオ実行時に問題が生じる恐れがあります。個々のお客様の動作環境全てを保証することは出来ませんので、お客さま各自で十分な検証を行ったうえで行うようお願いします。