WinActor よくあるご質問
FAQ詳細
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データベースと連携し、データ一覧画面にテーブル内容を読み込ませる手順、および使用例について教えてください。
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DB連携を行うには「データソース名」、「ユーザ名」、「パスワード」、「テーブル名」の4つの情報が必要となります。
DB連携の手順と使用例について以下の流れで説明します。
① WindowsにODBCドライバを設定する方法
② データ一覧画面にテーブル内容を読み込ませる手順
③ DB連携の使用例
① WindowsにODBCドライバを設定する方法
ここでは例として、デスクトップに置いている
Microsoft Accessのデータベース「sample.accdb(テーブル名:テーブル1)」を
以下のように設定する方法について紹介します。
(ODBCドライバの設定)
データソース名:sampleDB、ユーザ名:設定なし、パスワード:設定なし、テーブル名:テーブル1
(環境)
Windows 10 Pro / 64bit、Microsoft Access 2016 / 32bit
1. Windowsより、「スタートメニュー」-「Windowsシステムツール」-「Windows管理ツール」-
「ODBC Data Sources (32-bit)」をクリックし、「ODBCデータソースアドミニストレーター(32ビット)」画面を表示する。
2. 「追加」ボタンをクリックし、「Microsoft Access Driver (*.mdb, *.accdb)」を選択する。
3. 「完了」ボタンをクリックすると、「ODBC Microsoft Access セットアップ」画面が表示される。
4. 「データソース名」に「sampleDB」と入力し、「選択」ボタンをクリックする。
5. 「データベースの選択」画面が表示されるので、「フォルダー」より「C:\Users\%ユーザ名%\Desktop」を順に選択、
「データベース名」の下段に表示された「sample.accdb」を選択し、「OK」ボタンをクリックする。
※「C:\Users\%ユーザ名%\Desktop」の「%ユーザ名%」については、お使いのPC環境により異なります。
② データ一覧画面にテーブル内容を読み込ませる手順
1. WinActorより、表示メニューの「データ一覧」をクリックし、データ一覧画面を表示させます。
2. データ一覧画面のツールバーより、「DB連携」のアイコンをクリックします。
3. DB連携ダイアログより、「データソース名」、「ユーザ名」、「パスワード」、「テーブル名」を入力し「OK」をクリックします。
※設定の詳細については、操作マニュアルの「DB連携」をご覧ください。
4. データ一覧画面にテーブル内容が表示されます。
表示に失敗した場合は、エラーメッセージの内容をご確認ください。
また、操作マニュアルの「DB連携の制限事項」も併せてご確認ください。
③ DB連携の使用例
DB連携の使用方法については、データ一覧を使った表形式データと同様に、
大量のデータを繰り返し投入することを想定しています。
また、データが保存されているテーブルを直接操作せずにデータ一覧画面を介することで、
複数の人が同時にアクセスし参照・更新を行った場合でも、データが壊れてしまうリスクを軽減することができます。