WinActor よくあるご質問
FAQ詳細
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Chrome/EdgeのWebDriver操作時にエラーとなる
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バージョン115以降のChrome/Edgeにおいて、ブラウザバージョン番号の末尾(例:120.0.6099.109の109部分)に対応するWebDriverが提供されるようになりました。
また、WebDriverの挙動が変化したことで以下の事象が発生することが報告されています。
WebDriverを手動更新する場合にはなるべくブラウザとWebDriverのバージョンが完全一致する形で運用をお願いします。■事象
「ブラウザ起動」ライブラリの実行時にブラウザとWebDriverのバージョン不一致の場合にエラーが発生せず、後続のブラウザ関連ライブラリ処理でエラーが発生する。- エラーメッセージ例
「指定された要素が見つかりませんでした」
■発生条件
WinActorのオンラインアップデート機能で「WebDriver:手動更新」に設定している環境
または、「WebDriver:自動更新」に設定しているがタスクスケジューラからのシナリオ実行のみでの運用のためWebDriverが更新されない環境
■回避策
下記いずれかで回避することが可能です。
なお、タスクスケジューラからシナリオ実行されている環境では、シナリオ実行時にはWebDriverの自動更新がおこなわれないため後者でご対応ください。- WinActor Ver.7.3以降のオンラインアップデート機能で「WebDriver:自動更新」に設定する。(※)
- グループポリシーの設定によってブラウザの自動更新を停止して固定のバージョンで運用する。
※オンラインアップデート機能では弊社で検証したバージョンのWebDriverを配信しておりますが、WebDriverを自動更新しているにも関わらずエラー発生が発生する場合には弊社までお知らせください。また、手動更新により(利用中のブラウザと合致するバージョンのWebDriverを入手して下記フォルダに配置することで)解決するかお試しください。
- マイドキュメント\WinActor\webdriver
- エラーメッセージ例